瀬戸内国際芸術祭2025



下 : ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレット「時間との対話」
Photo:Shintaro Miyawaki
春会期: 4/18(金)~5/25(日)
夏会期: 8/1(金)~8/31(日)
秋会期:10/3(金)~11/9(日)
香川県
瀬戸内海の島々と沿岸部(全17エリア)
全会期:直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島・高松港エリア・宇野港エリア
春会期:瀬戸大橋エリア
夏会期:志度・津田エリア、引田エリア
秋会期:本島・高見島・粟島・伊吹島・宇多津エリア
瀬戸内国際芸術祭2025は、「海の復権」をテーマに、瀬戸内の島々や沿岸部を舞台に過去最大の全17エリアで開催。今回、新たに志度・津田、引田、宇多津の沿岸部3エリアが加わり、志度・津田では平賀源内ゆかりの地や風光明媚な松原を舞台に、地域の歴史や物語に根差した作品、引田では手袋産業の伝統や酒造・醤油蔵を活用した作品、宇多津では塩づくりの歴史をテーマにした作品が登場し、瀬戸内の産業と文化の奥深さを体感できる場となりました。
総来場者数は約108万人と、コロナ前の水準を回復し、海外からの来訪者も増加。アジアや欧米など世界37の国と地域からアーティストが参加したほか、「瀬戸内アジアフォーラム2025」やベトナムプロジェクト、UNHCRとの難民をテーマにした展覧会を実施するなど、多様な文化が新たなエネルギーをもたらすとともに、国際交流の輪が広がりました。
また、各会場エリアでは、地域住民やボランティアサポーター「こえび隊」が協力し、作品制作の補助や受付、食の提供など、来場者への温かなもてなしと地域活性化に大きく貢献しました。